今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はcallous「無感覚の」です。もともとcallus「胼胝」つまり「たこ」のことです。比ゆ的に硬くて無感覚になったという意味で使われます。手術などで出血しないようにcauterizeして皮膚などを焼灼した後と同じようになりますから、ある意味ではcauterizedと同義語となるでしょう。rhinoなどいわゆる皮膚が硬くなっているみたいに思われている動物をpachyderm「硬皮動物」と言います。この形容詞のpachydermatousと同じです。実際のpachydermはarmorみたいな皮膚ではなくて結構、柔らかい皮膚なのですがね。触ったことがないからそう思ったのでしょう。
名詞の可算性に関して今まで考えていたことを付け加えました。どうしても抽象名詞の可算性に関して首尾一貫した説明ができていなかったのですが分配特性述語という昔からの分析に少し手を入れて解説しました。HPの「英語文法」の中の「英語の冠詞」で、抽象名詞の可算性で説明してあります。まだまだ十分ではないのですが、なにかの出発点となるかなと思っています。
原稿書きも終えて時間の余裕ができたので少々、英語の冠詞の分析も始めました。Huddlestonには面白い分析も載っていていろいろと参考になります。英語の冠詞はHPの「英語文法」の中の「英語の冠詞」で展開しています。まだ道半ばですが、少しずつ修正しながら進めていきます。
Huddleston の古典的な CUPの Introduction to the Grammar of Englishが復刊されているみたいだ。前々から欲しいと思っていたのだがなかなか見つからなかった。復刊されている本ではなくて中古の本も見つかったので、そちらに方にした。Huddleston は Word Grammar 等ほかにいろいろと書いているが、やはり 1984年のこの Introduction to the Grammar of English が一番いいと思う。Pulluman との大著の文法書よりもいいよな。はやく届かないかな。
久々に冠詞の分析もしなくてはとHPの「英語文法」の「英語の冠詞」を手直しを入れ始めています。Zeki HamawandのMorpho-lexical Alternation in Noun Formationを読んで、すこし冠詞の分析も始めなくてはと仕事を差し置いてウキウキしております。
たまには英文法の話を。be動詞を使った A is B.というcopulaの文には両方が名詞の場合は大きく指定文と叙述文に分かれます。英語ではspecificational と predicationalとかidentifying sentenceと classifying sentenceといいます。specificational sentenceは次のような文です。The man who broke the window was Tom. 一方、predicational sentenceと呼ばれるのはTom was a student. です。 specificational sentenceは Tom was the man who broke the windows. とほぼ等価ですが、predicational sentenceを逆にした*A student was Tom. は非文となります。前者の場合は主語と補語の数の一致をかけるのが一般的ですが、後者の場合は主語と補語の数の一致は不要です。つまりThe houses is brick. などと言ったり。Potatoes are their principal crop. と言ったり Potatoes is their principal crop. と言えるのです。主語と補語の数の一致がなされなくてはならないのはspecificational sentenceとかidentifying sentenceと呼ばれる場合のみで、predicational sentenceとかclassifying sentenceと呼ばれる場合は数の一致は不要となります。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はdiaphanous「薄く透き通る」です。dia-は「通す」という意味の接頭辞で語根のphanはphotonとかphantasmやphantomと同根で「光」とか「幽霊」を意味します。diaphanousで「光を通す」というのが原義です。ボーっとした光を通すものをいいます。光を通すものはvaporousのようなvaporからきたものや、transparentのような「通す」を語根にもつものやgossamerやcobwebのような「クモの糸」からきたものがあります。ただしtransparentやpellucidとことなり「透明」ではなくて「ボーっと光を通す」という意味です。diaphragm「横隔膜」と間違わないようにしてください。diaphragmの後半はfenceという意味です。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はentomology「昆虫学」です。entomologyはinsect「昆虫」を研究する学問です。entomologyもinsectもよく見るとcut「切る」という語があるのに気付きますか。insectのsectは「切る」という意味ですし、entomologyのentomも「切る」という意味です。head, thorax, abdomenに切られた動物を研究するのがentomology「昆虫学」です。entomologyはanatomy「解剖学」と同根で両方とも「切る」という語が入っています。なお詳しい語源の説明はHPの「英語の語源」を参照してください。
短いレクチャーの練習用のサイトをHPのリンクに追加しました。TEDです。なかなか質のよい簡単なレクチャーが聞けます。日頃、リスニングの練習にどうぞ。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はadage「ことわざ」です。adageは「話す」というのが語源みたいです。prodigy「神童」と同根であるという見方もあります。prodigyとは他の人の前に言葉を話すという意味だったのでしょうか。そういえばproverb「ことわざ」もprodigyと同じく「前に話す」というのが語源です。この二つの一致は単なる偶然であるとは考え難いです。かといってproverbとprodigyの現代の意味はあまり似ていませんが。proverbの別の単語bywordも「言葉」に関するものですから、「話す」は「話されるもの」とか「天才」となんとなくつながっているのかもしれません。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はconjecture「推量」です。いろいろなものを寄せ集めて急ぎの判断をすることです。もともとはomensとかsignsを投げて集めたことでしょう。throw togetherという意味です。throw togetherにも「急いで取りつくろう」という意味がありますから、多分、同じ意味なのだと思います。いろいろな情報を投げて集めて解釈することでしょう。throw togetherは簡単に食事などを作る場合によく使いますが、もともとはauspiceみたいなものだったのではないでしょうか。suppositionとかspeculationとかsurmiseと同じいみです。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はprecursor「先駆者」です。前に走る人というのが原義です。これをゲルマン語に訳したのがforerunnerです。全く同じ意味です。フランス語からはharbingerというのがあります。これも全く同じ意味ですが語源的には全く異なります。harbingerはhostという意味です。コミュニュケーション手段がなかった時に戦時状況を伝える人をherald「伝令官」と言っていました。現在の新聞社なので名前によくつかわれる語です。これもまたprecursorやharbingerと同じような意味でも使われますが、heraldは主にmessengerという意味が中心でした。
階差数列は英語ではsequence of differenceというのが一般的でしょうか。progression of differenceとも言うでしょうね。数列と言っても普通の数列ではなくてある数列と別の数列との差をとるとある規則性ある数列が生じているというものです。sequence of differences と複数形にはしないよな。するのかな。
HPの「リンク」にイギリス系の科学雑誌のNew Scientistを載せました。科学系で読み物を探している人はこちらへ。アメリカのpopな科学雑誌 Scientific Americaのイギリス版みたいなものです。日本でいう「ニュートン」でしょう。
特異積分は英語ではimproper integralと言います。異常積分とか広義積分という人もいますが、普通は特異積分でしょう。aから∞までの積分で特定の極限値をもつものです。または被積分関数が積分区間のend pointで無限大になるものです。アメリカの高校のAPのBCではimproper integralも範囲に入ります。英語の数学用語はHPのSAT・GREの「数学用語集」にいろいろと追加中です。最初はSATのLevel 2までをカバーしようとしていたのですが、APのCalculusまで範囲を広げている途中です。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はarboreal「樹上性の」です。primates「霊長類」で樹の上で生活をするような様を表す時に使います。arboreal「樹上性の」はarbor「高木」と同根で、高い木という意味です。frutescent「低木の」の反対です。しかしarborは一般には「あずまや」を表します。あずまやのarborと「高木」のarborは語源的には関係がないのでしょう。arboreal「樹上性の」はecologyやevolution「進化論」などで多発する語です。ヒトがどのようにarborealからterrestialに移行したのかを議論するときによく使われます。そうです、arborealの反対がterrestial「陸上の」です。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はspatial「空間の」です。当然spaceの形容詞というだけです。spatial「空間の」とはthree dimensional continuous expanse in all directions that contains all matterの形容詞です。これがtwo dimensionalとなるとplane「平面」となります。planeはflat, unbounded, two-dimensional surfaceです。planeは名詞としても形容詞としても使われます。最後にa single dimensionな世界がlineとなり、その形容詞がlinear「線形の」となります。今日は単純な単語でした。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はelusive「つかみどころのない」です。slipperyでなかなかとらえることができないという意味です。なかなか複雑でどのような意味かわからないとうinidentifiableという意味とか、subtleとかいう意味とか、artfulという意味にもつかわれます。またネガティブにproblematicという意味でも使われます。elusiveは当然、動詞のelude「のがれる」から派生しています。もともとはplay「劇」という意味で、そこからmake a fool ofという意味に発展しました。prelude「前幕」とかallude「ほのめかす」とかludicrous「馬鹿げた」と同根です。
昔からgeometry よりはalgebraの方が好きだったのだが、漸化式だけはどうも抵抗があった。なぜなのかわからない。いろいろな式を覚えることも苦手で、一体、どういうことが起きているのだろうといつも不思議に思っていた。だから数学的帰納法も嫌いだった。なぜなのかいまでもわからない。この前、インド工科大学の漸化式を解くビデオを見たが、全くわからなかった。中身も英語もである。やはり漸化式は嫌いだなと思った。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はadulation「へつらい」です。adulation「へつらい」は犬などがwag the tailするところから主人に媚びるという意味になったみたいです。どことなくadulationにtailという文字が見え隠れします。「媚びる」は圧倒的に「犬」に関する語が多いと思います。fawn「媚びる」も犬が主人にじゃれまつわることからきています。他にはざらざらの表面に油を塗って「緩和して言う」ところからtoady「媚びる」が出てきたり、fig「イチジク」から「イチジクの輸出をしたと役人にチクるところから」媚びるになったsycophantもあります。単純に拍手喝さいすることからfaltterと媚びるという意味にもなります。
今日も実際にSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はbeseech「懇願する」です。人になにかをしてくださいと「頼む」ことです。implore「懇願する」と全く同じです。他にもadjureとかconjureのように神様に頼むような語とも同じです。beseech「懇願する」はseek「求める」と同じ語根です。一方、imploreはdeplore「嘆き悲しむ」と同じで、「泣く」というのが原義です。adjureやconjureはjudgeと同根で「誓う」というのが原義です。懇願するにはいろいろな方法があるみたいです。entreat「懇願する」はtreat「取り扱う」と同根でdrawという意味です。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はlithe「しなやかな」です。文字通り、体が柔らかくてどのようのポジションにもとれるような人を描写するのに使われます。litheな人はやはりgymnastやathleteでしょう。litheはもともとはlinden「シナノキ」から派生したと考えられます。そのため細くて柔軟なものを表す場合には使われます。同じ語根から派生したlissome「しなやかな」と同じです。lissomeもlitheも「柔軟な」他に「機敏な」というニュアンスもあります。単に「柔らかくて」壊れにくい場合はsupple「しなやかな」と同じ意味です。rigidityの反対です。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はpreclude「事前に排除する」です。ほぼprevent「妨げる」と同じように使います。接頭辞のpre-「事前に」はあることを促進する場合と、その逆の、あることを起こらせないすることの両方の意味で使われます。precludeは当然、後者の意味です。後ろにつく語根の意味によって変わります。precludeをそのままゲルマン語に訳したのがforecloseが抵当権を持っている銀行等が、財産の所有権をとって、相手に自由に財産を処分することを禁じることです。また国家権力が銀行などにその資産の受け渡しを禁じるような場合に使います。アメリカが北朝鮮の資産凍結をしたのがこのforestallです。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はarcane「神秘的な」です。esoteric「奥義的な」とかmysteriousと同じ意味でつかわれます。どことなくわかりにくいものを描写するのに使われます。Noah's Ark「ノアの方舟」のark「方舟」と同じ語源で、arc「弧」のように弓状で包み込んだという意味です。包み込まれると中が分からなくなってしまいますから、難解なという意味になりました。arch「アーチ」とかarchery「アーチェリー」と同じ語根です。骨にはこのように弓状のものがたくさんあります。costal archはarcaneのもとになった「肋骨弓」ですし、pelvis「骨盤」のillium「腸骨」の弓状線をarcuate lineと言います。弓のようになっている線のことです。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はensue「結果として起こる」です。論理的になにかが続く場合に使います。followと同じです。論理的必然や普通に考えると必ず生じる場合に使います。ensueのsueは語源的にはfollowという意味ですから、ensueは全くfollowと同じ意味になります。法的な手続きにfollowするのがsue「訴訟する」ですし、1に続くのがsecond「2」です。権力のある人の後ろをついていって、媚びるような人を描写するのにobsequious「追従的な」と言います。また、何かが起きたら、それと一緒に付いてくることをconsequence「結果」と言います。すべて、ensueと語源を同じにします。詳細はHPの「英語の語源」を参照してください。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はplaudit「喝采」です。名詞の場合は一般にplauditsと複数形で表されます。congratulationsなどの複数形の使い方と同じで、具体的なものを表すのでしょう。plaudit「喝采」は当然、applaud「賞賛する」と同じ語源でclap one's handsという意味です。拍手喝さいすることから来ました。語源的にはapplaudの名詞であるapplause「承認」と同じですが、applauseはどちらかと言うとapprovalを意味して、plauditsは文字通り、acclaimを意味します。名詞のplauditはwinと一緒にHe won plaudits of the people. とかThe people gave him plaudits.と表します。同じような表現でフランス語からきたeclat「喝采」があります。plauidtsと同じくenthusiastic approvalを意味します。
今日も実際のSATに出てきた単語を覚えましょう。今日の単語はexonerate「容疑を晴らす」です。exonerateのonerはonerous「煩わしい」という意味のburden「重荷」を意味します。昔、有罪になるとonerous「煩わしい」賦役を刑として負わされましたから、exonerateはその「刑罰を取り除くという」のがもともとの意味です。onerous「煩わしい」は昔、honorable「名誉ある」と一緒に「オナラブル」とonerous「オナラスル」とペアで覚えていました。onerous taskをしなくてはならないときは、あまりにも大変なので「ブーブーとオナラをしながらする」と思っていたのですが、僕が考えたものではなくて、かつて恩師に教わったものです。重荷を表す別の語にculpable「有罪の」があります。このculpもburdenという意味ですから、exculpateとexonerateは同じ意味になります。反対がinculpateです。exonerateの語根を使った反意語はないと思います。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はvestibule「前庭」です。vestibuleは建築学用語としても解剖学用語としても使われます。建築学用語としてのvestibuleはちょっとした「ホール」を言います。玄関の広間つまりfoyer「ロビー」と同じように使われます。一方、解剖学用語としてはvestibuleは「前庭」を表します。internal ear「内耳」のcochlear「蝸牛」とsemicircular canals「三半規管」へとつながる最初の入り口を言います。他にも声帯のvestibular ligament「前庭靭帯」とかcavityの入り口を表す時に使われます。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はpockmark「あばた」です。Love is blind.のときはdimple「えくぼ」に見えますがdimple「えくぼ」とは違います。pockmark「あばた」は漢字で書くと「痘痕」となりますからsmallpox「天然痘」つまりvariolaやchicken pox「水疱瘡」のscar「傷跡」です。一般的にはpimple「にきび」つまりacneのscar「傷跡」、正確には「瘢痕」と言います。pockmark「痘痕」のpockは当然smallpoxやchicken pox のpoxのことです。形容詞でpockmarked「あばたの」となります。植物でこのような跡のことをcicatrix「葉痕」と言います。このような皮膚にできる症候は以前にcallus「たこ」つまり「胼胝」を習いました。callusとはtylosisのことです。
今日も実際のSATに出てきた単語を覚えましょう。今日の単語はscuttle「急いで行く」です。多分ソビエトのscud missile「スカッドミサイル」のscudと同じ語源ではないかと思われます。急いで移動することを表します。幼児の歩行訓練機の三輪車に近くてペダルのないものもscuttleと言います。カニなどが早足で動くさまを描写するにはぴったりの単語です。もしかするとscuttleはshortと同根かもしれません。短く小走りに走るのを表しています。もうあまり使われなくなりましたが、石炭ストーブを使っていたころの石炭を入れるバケツみたいなものもscuttleと言います。動詞のscuttleとどのような関係があるかはわかりません。
今一番ほしいものがThinkmapのvisual thesaurusである。非常によくできたソフトで楽しい。普段はwordnetやframenetを使っているが、やはり有料のvisual thesaurusはよくできている。欲しいが、updateをしないdesktop版を買ってしまうとupdateができないし、少し安いannual のを買うと1年で切れてしまうので迷うところである。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日は以前ちょっと述べたfoil「ホイール」の別の意味です。foilは「薄い箔」を意味しますが比ゆ的には「好対照」という意味でも使われます。「引き立て役」でもいいかもしれません。文学的な表現で小説などの中のあるcharacter「登場人物」とは反対の性格を持った引き立て役の人物を表す時に使われます。a foil for the protagonistで「主役の対照」とか「主役の引き立て役」というように使います。多分もともとは動詞のfoil「くじく」から発達したのだと思います。foilは獣があちこちと走り回って自分の臭跡を乱すところから「裏をかく」とか「くじく」という意味になりました。好敵手ですので「好対照」という意味に発展したのではないかと思います。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はtangential「脱線的な」とか「周辺的な」です。tangentialはみなさんご存じのtangent「接線」の形容詞です。三角法でいう「正接」です。この形容詞がtangentialですが、tangentialは普通はessentialの反対として使います。perpheralと同じ意味で使います。接線は円で考えると端っこの方にありますから、あまり関係のないという意味になりました。tangential「脱線的な」は当然、touchと同じ語源です。接していると関連性があると思いがちですが、tangentialは「周辺にしか接していない」というところからdigressingというような意味をもつようになったのです。
今日も実際のSATに出てきた単語を覚えましょう。今日の単語はtimeworn「古ぼけた」です。文字通りworn out by timeという意味です。元の動詞のwearは「磨滅させる」のwearですからtimewornで「時間によって磨滅された」というのが原義です。wearは名詞で「磨滅」という意味に使われます。timewornは比ゆ的に「陳腐な」という意味でもつかわれます。worn out はtrite「陳腐な」と同じ意味です。triteもrub off されたという意味ですからそのゲルマン語訳がworn out とかtimewornとなります。hackneyed「陳腐な」とかbanal「陳腐な」と同じ意味になります。
久々にHPのSentence Completion の問題を追加しました。やり応え有ります。HPのSAT・GREに載っています。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はendorsement「是認」です。当然endorsementはcheckにendorse「裏書きをする」ことから、「裏書き」になり、これが小切手を相手に与えて、換金できるように「是認」することになりました。endorseのもとの意味は「背」という意味です。解剖学では人間の背中の方をposterior、お腹から見た方をanteriorといいますが、四足の動物は、背中の方からみた部分をdorsal、お腹のほうから見た部分をventralといいます。人間でもposteriorのことを時たまdorsal venous arch「背静脈弓」などといいます。魚の背中にあるfinをdorsal fin「背びれ」といいます。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はpatriarchy「父系制」です。この単語は政治の場合と家族の場合と2種類の意味で使われます。政治的には父親の系列の男子に権力があるという意味で使います。一方、文化人類学的には家族の父親、つまり男子が中心となる社会組織を表します。patriarchyの反対はmatriarchy「母系制」ですが、あまり政治的には使われず、もっぱら文化人類学的な意味でしかつかわれません。さらにややこしいのはpatrimonyとは男子の系に受け継がれる「世襲財産」を表しますが、matrimonyというと「結婚」を意味しますから、注意が必要です。matrimonyは「財産」という意味は現われません。
今日も実際のSATに出た単語を覚えましょう。今日の単語はvenality「お金がまかり通る」です。形容詞はvenalとなりcorrupt「腐敗した」とかbribable「賄賂のきく」とほぼ同意です。なんでもかんでもお金が解決できるという意味です。venalityはvending machineと同根で「売ることが可能な」というのがもともとの意味です。政治の票も、宗教の償いもすべてお金で手に入れるような社会を描写するときに使われます。金金かねの世界です。たぶん、中世のindulgence「免罪符」を批判して頻繁に使われたのでしょう。現代の社会にも当てはまります。資本主義はなんでも「金」ですから。なお、indulgence「免罪符」は注意しなくてはなりません。イギリス史では全くニュアンスが異なる「寛容」という意味、つまりtoleranceの意味で使われます。
今回も実際のSATに出てきた単語を覚えましょう。今日の単語はpenumbra「半影」です。もともと天文学用語でeclipse「食」の周辺にできる、半分影で半分ぼーっと光る部分を指して言います。太陽のmaculaつまりsunspotの周りにできる半影も表します。penumbraの語根はもちろん、umbrellaの前半部分である「影」という意味です。メキシコ人がかぶるsombreroと同じ語根です。接頭辞のpen-は「ほぼ」とか「周辺」という意味です。penumbraは「影の周辺」というのが原義です。影はぼんやりとなにかを放ったり、直接的ではないのですが、何かを放つので「暗示する」とか「ほのめかす」という意味を持ちます。adumbrateがその典型です。adumbrateは何かがloomingしている時や、何かが「陰を投げかける」場合に使われます。また「黒い影」はなにか釈然としない憤慨みたいなものを表しますからumbrageとなると「不快感」とか「苛立ち」を意味するようにもなります。
SATの数学用語はやはり戸惑う。identitiesは普通は「定理」とか「公式」みたいに使うが、正確には定理というとtheoremだし、公式はformulaである。identityはidentical equationのことだから普通は恒等式というのが正確なのだろうが、普通にはやはりidentityは「公式」とか「定理」というのが一般的なのだろうな。ちょっとHPのSATの数学用語に追加をしておいた。
今回も実際のSATに出てきた単語です。garish「けばけばしい」という形容詞です。個人的には昔よくgarnish「飾る」と間違った単語です。garish「けばけばしい」はgaudyとかostentatiousと同じ意味でキンピラなあまり品のない光を放つ者を描写するときに使います。nouveau richeの大きな宝石などを描写するときに使います。一方、garnishは最後の微妙な、繊細な飾り付けをすることを意味しますから全く、逆のニュアンスがあります。これを昔、よく勘違いしてなにか変な気分でした。garishはmeretriciousなという意味で、garnishはadornという意味です。両方とも装飾するというニュアンスがあるので間違ったのだと思います。garishはstareという意味から発展したみたいです。vulgarly glaringなということでしょうか。
今日もまた実際のSATの出てきた単語を覚えましょう。今日はtitular「名義だけの」です。もちろんtitle「肩書き」から作られました。titleだけすごい時に使います。アメリカの会社ではなんでもvice-をつけてvice managerとします。名前だけで実を伴わない時に使われます。同じくnominal「名目上の」という単語があります。これとほぼ同じですが、titularはtitleからnominalはnameからできましたから、その違いがあらわれます。他にもalleged「伝えられるところでは」とかprofessed「自称」というのがあります。すべてonly in nameのときに使われます。中身を伴ったactualでgenuineのものにしたいものです。
今回も実際のSATに出てきた単語です。voluptuous「官能的な」です。Judeo-Christianな世界においてはabstinenceの対極であるsensual「肉感的な」語がよく使われます。その中の最もaestheticな語がvoluptuous「官能的な」です。他にもlascivious「好色な」とかsalacious「卑猥な」とかlustful「好色な」という語がありますが、中立的で美学的で、でもフロイト的なsensuous「審美的な」ニュアンスを与えるのはこのvoluptuous「官能的な」ではないでしょうか。sensuousとsensualが合わさったイメージなのでしょう。rationalityをすべて捨てた、左脳を無視した感覚なのでしょうか。